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2012年1月16日 (月)

このままなら、日本は滅びると思う。

 ふと思ったんだが、おそらくこのまま行けば、この国は遠からず滅ぶだろう。

 なぜかといえば、若者や子供がいなくなるからである。

 ただでさえ、長引く不況で若者たちは職を見つけることさえ容易ではない。厚生労働省によると、2011年10月現在の日本の完全失業率は4.5%だそうだが、15〜24歳に限ると8%にも上る。続いて多いのが25〜34歳で、5.4%。
 さらに原発事故による放射能で、若者や子供たちは生命を脅かされており、若い女性は子供を生むことさえ躊躇せざるを得ない。
 にもかかわらず、政府は消費税を増税しようとし、各地の原発を再稼働させようとしている。そうした政策に同調しているのは、一部の富裕層、および既得権益の受益者。それらの多くは中高年以上の年寄りたちであり、負担は、すべて若者や子供たちにのしかかってくるのである。

 将来への夢や希望が持てず、命さえ危ない。放射能の被害も、数十年、原発の廃炉や核燃料廃棄物などの処理を含めれば、数百年先までの世代が負担を強いられる日本。そんな国に、若者たちがいたいと思うだろうか。自分がいま、20代だったら、とっとと見切りを付けて海外へ出て行くだろう。しかも、自分が20代だった頃と違って、インターネットの普及している今、世界は決して遠くないと思っている若者は少なくないはずだ。
 そう考えると、これからどんどん、若者の国外流出は増えていくだろう。現役世代は急激に減り、将来を託すべき子供も生まれないことになる。つまり、日本は老人ばかりの国になり、すでに実質的に崩壊している年金制度は、完全に消滅する。一部の富裕層と既得権益にしがみつく官僚、政治家、実業家、学者なども、自分たちを下支えしてきた層がいなくなるので、国外へ逃げていくはずだ。
 残るのは、経済的事情や、思想信条などの理由で外国には行けない/行きたくない中高年たちだけ、ということになる。それがどのくらいの数になるのかはわからないが、いずれにしても労働人口は激減するので、国全体が過疎の村のようになっていくだろう。
 
 それが、原発という途方もないものを受け入れ、拝金主義に走った戦後の日本人の行く末だと言われれば、仕方がないのかもしれない。
 しかし、まだ変われるチャンスはある。自分たちの利益を考えるのではなく、若者や子供たちに夢と希望を与えられる政策を取ること。原発を止めて、彼らやその後の世代が安全に生きていける環境を作ること。それを実行できる政権を、今度こそ選ぶと同時に、国民投票などで、自分たちが積極的に政治へ関わること。大人たちの多くがそういう姿勢を示すことができれば、日本はまだ再生できるだろう。

 ただし、これが最後のチャンスだと思うが。

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